AguWheyPiggy’s blog

現在育休中の2児の母(3歳♀0歳♂)のブログです。ジャンルに拘らず、思ったこと、感じたことをあるがままにアウトプット!

我が家の教育方針

教育方針というほどのたいそうなものではないが、私と旦那の考えが色濃く出る出来事があった。

3歳の娘の通う保育園のクラスで、数名のママ達が発起人となり、クラスTシャツ作りが進められている。白地に、女の子はピンク字、男の子は青字でデザインが入れられることに決まったのだが。我が家は娘に聞いたところ、青が良いとのことだったので、女の子だけど青字にしてもらった。たぶん変な親子だと思われてるんだろうなと思うものの、そこは気にしない気にしない。変な奴だと思われても、敢えて娘に選ばせる我が家の考え方の背景は以下2点。

1. 自分で意思決定する習慣をつけさせること
勿論まだ3歳なので何でもかんでもというわけにはいかないが、親が勝手に決めるのではなく、自分自身で意思決定する練習を積んでほしいと思っている。その方が納得度も高いし、将来的には自分の選択に対して責任ある行動がとれるようになると思うから。また、自分の好きなことや自分が何を望んでいるのか、常に自問自答して自分らしく生きてほしいというのも根底にあり。その分、親は子供がどんな選択をしようともそれを受け入れ、見守っていかないといけないので、既に時々めちゃくちゃ口出ししそうになるのを耐えるのに必死ですが(耐えられてない時もある^_^;)。どんな選択をする娘であっても、それが娘の選択だと認め、あるがままの娘をちゃんと愛せる親でありたいな〜と思う次第。

2. 固定概念や既存の枠組みにとらわれない子になってほしい。
「女の子は○○」のような固定概念や既存の枠組みにはとらわれない子になってほしいと思ってる。理由は更に2点に分けられる。
まず、どんな人間とも偏見など持たず、フラットに関われる人間であってほしいと願うから。今回のケースで言えば性的マイノリティの人はどうなの?と思う。きっと「女は○○」「男は○○」といった括りに苦しめられる人もいるのだろう。自分自身が幼少期に人種のるつぼと言われる米国で過ごし、クラスに日本人は1人、アジア人でも2、3人というマイノリティだったし、さすが多国籍国家だけあり、かなり小さい頃からみんな一人ひとり違うからこそ素晴らしいという教育を受けてきたためか、そういった違いを個性として尊重し合うことの重要性は叩き込まれてきた。マイノリティの人に出会った時に、変に気を遣うのではなく、フラットに人と人として関われるよう、要らぬ枠組みは自分の子供達にも作って欲しくないと思っている。
また、更にもう少し壮大な話にもなるが、小さな固定概念や枠組みの積み重ねが、柔軟な考え方や新たな何かを生み出すきっかけを阻害しかねないとも思っている。自分自身がたいそう頭の固い人間で、常日頃自分がこれまで勝手に築いてきた枠組みが自分を邪魔していると感じることが多々あるから、せめて親の力が大きい幼少期だけでもそういった固定概念はなるべく作らせたくないなーと思っている。良い意味で常識のない子になってほしい。

そんな育て方をしているからか、好きな色は緑、そして電車や車などの乗り物好きという、世間一般からすればがっつり男の子のような趣味のおてんば娘。基本的には我が道を強く突き進め!の両親なのですが、女の子の世界は年が上がるに連れて色々あるので、この先それで思い悩むことがあった時に、きちんと娘に寄り添い、分かってあげられる親であれるか、両親が似通った考えの人間だからこそ不安もあったりはする。

子育て。
これからきっとどんどん悩むことが増えていくのだろう。介入しすぎずも寄り添える、そんな親でありたい。